財産分与の対象になりうるものは、不動産や預貯金、株、ゴルフ会員権などさまざまです。
同じ1,000万円の財産分与を受け取るにしても、それを現金で受け取るのか、不動産で受け取るのかで、離婚後の生活設計に大きな影響を与えますので、十分考える必要があります。
一般的には、不動産で受け取る場合、売却しなければ現金はゼロですので、生活費に充てることはできません。
しかし、不動産の中でも、その不動産を他人に賃貸しているのであれば、毎月一定額の収入を得ることができます。
このように、財産分与の中身をよく検討する必要がありますが、一般的にいうならば、一括して受け取る場合であれば、現金で受け取った方が使い勝手もよく、これをおすすめします。